こんにちは。
今日は『出張買取』と『店頭買取』本当に査定額が違うの?について少しお話ししたいと思います。
こんにちは!
今日はネッコがお供しますよ!
査定額って持って行くのと買取に来てもらうの、やっぱり手間賃みたいな感じで変わるんですか?
気になるでしょ?
実際に大手リユース企業の店舗運営をしていた経験と、ハレバレ屋を運営している経験から本当のトコロを紹介します。
それぞれのサービス違いはネッコも分かりますよ!
それと、査定額は出張買取は安くて、店頭買取は高い!
そんなイメージがあります、ネットで調べても同じような内容ですよ?
ふふふ。
じゃあ、それぞれの一般的なサービス内容・そもそも査定額が違う理由・こんなお店は要注意!そしてまとめの順で説明していこう。
目次
出張買取・店頭買取サービスの違い
一般的なイメージやネット上の情報を確認してみましょう。
出張買取サービス
- 場所: 自宅や指定の場所にスタッフが訪問。
- 利便性: 自宅で査定や買取が完了するため、移動の手間が省ける。
- 対象: 大きな家具や大量の品物の買取に向いている。
- 査定額が低めになることが多い: 交通費や人件費がかかるため、店舗買取に比べて査定額がやや低くなる傾向があります。大型品やまとめての買取に対応: 大きな家具や大量の品物の場合、手間が省けるため、利便性を考慮した査定額を提案されることもあります。
- 日程をあわせる必要がある:休みの日などを活用する必要がある。
- 査定額にバラつき:スタッフによって査定額がバラつく事が多い
店頭買取サービス
- 場所: 買取店舗に持ち込む必要がある。
- 即時性: その場で査定・買取が行われ、即座に現金化できる。
- 対象: 持ち込みやすい、小さな品物や貴重品に適している。
- 査定額が高めになることが多い: 店舗の運営コストが低いため、より高い査定額を提示されることが一般的です。
- 即時の査定: 現物を直接見てすぐに査定が行われるため、迅速な取引が可能です。
- 待ち時間がある:ファミリー等の需要が高い立地の店では数時間掛かることも多い。
- 査定額にバラつき:スタッフによって査定額がバラつく事が多い
引用元:Perplexity
ネット調べると上記のような内容が多く見られました。
共通する内容もあるけど、どちらも便利さ、メリット・デメリットが明確だね。
ふむふむ、イメージ通りです!
自宅からたくさんの荷物を運ぶことが難しい方は出張買取一択ですね。
少量や高く売りたい物なら持ち込みって感じです!
さてさて、じゃあ本題の査定額が違うのか?本当のトコロを紹介していくね。
本来、査定額は変わらない
結論 『変わらない』ってことですわ!
でも、本来ってどういうことです?
出張でも、店頭持ち込みでも本来は査定額が変わらないはずなんだ。
でも実際はいろいろな査定結果がでるよね。
まずは査定額が違う大きな要因を紹介するね。
『運営コスト』と『査定スタッフ』の2つ。
一般的によく利用される出張買取と店頭買取を比較してみましょう。
運営コストの違い
出張買取 | 店頭買取 | |
---|---|---|
全体コスト | 標準 | 標準 |
店舗の有無 | 無し | 有り |
販路の種類 | オンライン販売・業者卸し中心 | 店頭販売中心 |
販売コスト | 標準 | 低い |
広告費 | 高い | 低い |
査定スタッフでの違い | 特大 | 中 |
実際のコストに大きな違いは無かったんですね!
なんで出張買取は査定額が低いって広まっているんですかね!?
それがね、手間賃(移動費・人件費・車両費・ガソリン費etc)を理由に、大手も含めて出張買取業者が本当に低い査定額で買取をしていたからなんだ。
大手がそういう事しちゃうと、やっぱり口コミでも広まっちゃうよね。
本当はもっと査定額を上げられるのに、交通費・人件費を理由に低い査定額で買い取る。店頭でもほぼ同等のコストが掛かっているから、そこは理由に出来ないはず。
商売とはいえ、悪質な業者も多いから注意が必要!
近年変わってきた運営コストの違い
出張買取 | 店頭買取 | |
---|---|---|
査定額 | 低い | 低い |
運営コスト | 標準 | 高い |
店舗の有無 | 無し | 有り |
販路の種類 | オンライン販売・業者卸し中心 | 店頭・オンライン販売中心 |
販売コスト | 標準 | 高い |
広告費 | 高い | 高い |
なんと!
店頭買取の運営コストが上がってます!
なんでですわ!?
コロナ禍から、オンライン販売が一気に加速した事が原因。
だから今まで店頭販売をしていた業者も、オンラインでも販売することになったんだ。
商品撮影・出品作業・梱包資材調達・梱包・発送・送料が掛かることに。
Amazon・楽天・ヤフオク等のプラットフォームを利用すると手数料が掛かるよね、自社サイトを構築、運営するにもコストが掛かる、こうして一気に運営コストが増加したんだ。
昨今では人件費も高騰しているから、スタッフが多い所はその分影響があるんじゃないかな。
こうして、店頭買取の査定額も出張買取とほとんど変わらない水準で推移してるんだ。
もしくは、販売価格を上げて対応するイメージかな。
なんか分かります!
リサイクルショップなのに高い!とか感じる事が。。。
でも、そうするとどちらも査定額が安いってことですか?
それは悲しいです!
メルカリやヤフオクなんかが人気なのはそういった背景も大きいと思うよ。
手間を掛けても、安く手放したくない物もあると思う。
だから大切な物、高く売りたい物は自分で個人売買が一番高く売れます!
これは声を大にしておかないとね。
こんな買取サービスは要注意!
確かに、直接買いたい人に販売するのが一番ですよね!
でも、ハレバレ屋のページを見ても買取サービス自体の利用メリットは多いですよね!
そうだね。高く売りたいって需要もあるけど、物に困っている人もたくさんいるから、困り事を手伝うことが大切。
さらに査定額も満足してもらえたら最良のサービスだと思っているよ。
お客様のハレバレと喜んだ顔、見たいからね!
その為に販路を増やしたり、買取出来ない物を減らしたり、試行錯誤!
でも代表!
便利だからどこでもOK!というわけじゃないのがこの買取業界。ですよね!
その通り!買取査定15年のプロ目線から、こんな買取店は絶対NG!を紹介します。
査定額が低い買取サービスの特徴 3選
人気駅前の店舗
良い立地=高い家賃が発生
また、スタッフがスーツ・高級腕時計の場合は歩合だったり人件費が高い可能性があり、さらに査定額が低い可能性があります。
お店の維持コストを回収する為に、安く買取を行い利益を増やす傾向があります。
ブランド・貴金属を中心にしているお店に多く該当します。こういった所は商業施設にあり、スタッフは会社の査定情報より低い価格で買い取ることでインセンティブが発生するシステムを採用している場合もあります。
※全てじゃないですよ!
広告をよく見かける
広告が多い→広告費の比重が高い
広告はコスト幅が広いのですが、多く露出している企業や事業者ほど安く買取をしている傾向があります。
特にテレビCM、電車、YOUTUBEなど、誰もが目にするような所に出てきたらコストが掛かっていると認識しましょう
ちなみに、上場企業もCMはあまり行いません。高いからです。
そのコストを補填する為にどこから費用捻出するのか、少し考えてみましょう。
専門店
知識の無いお客様→買い叩く可能性有
意外かと思われますが、買取業界では周知のことです。専門店だから高いということはあまりありません。
ある程度お客様も知識が無いと、安く買い叩かれる傾向にあります。取り扱う商材が少ない=利益単価が高くないと成り立たないからです。
※必ず低い査定額になる訳ではありませんが、専門店ほど極端に査定額が低い傾向です
※該当する全て事業者が低い査定額で買取っているわけではありません。ただ、低い査定額を提示される可能性が高いのが特徴です
実は他にもたくさんあるけれど、一番分かりやすくて忘れにくい3選を選んだよ。
近くの買取店、大手企業もこういった視点で見てみると賢い選択が出来るんじゃないかな!
なるほど!
代表!じゃあ、出張買取業者に絞ってみた場合はどんな特徴がありますか?
圧倒的に広告だね。
チラシ・地域紙・インターネットの広告・張り紙・バスや電車の広告などなど。
一定数は必要なんだけど、どこに行っても見かけるような広告を出すと査定額に大きく影響してくるよ。
まとめ
- ・金額を一番に求めるなら、フリマアプリやオークション等を活用して自分で売却する。
- ・とにかく物の整理、まとめて買い取って欲しい時は出張買取を利用する。
- ・好きなタイミングで持っていくことが出来て、移動や待ち時間も掛けても良い場合は店頭買取を利用する。
- ・査定額も物の整理も希望する場合は、上記の3選を意識して業者選びを行う。
どの業者を選ぶにしても、メリット・デメリットがあります。
掛けられる時間、移動手段、どんな品目なのか。
ご自身に合った買取サービスを探してみてくださいね。